子どもの成長に親は影響するのか?
私たちが生きている現在の状況は
自分がつくり出してきたものなのか?
それとも、
環境によってつくられてきたものなのか?
マイケル・サンデルの著書である「実力も運のうち 能力主義は正義か?」
では圧倒的に環境要因が大きく、育ってきた環境や親の経済状況によって子どもが有名大学に入学し、その後の人生に大きな影響を与えているとの研究結果や見解を示している。
たしかに親の経済力があり、周囲の環境として進学校に行く要因が多ければ子どもはその影響を大きく受けざる負えない。
私もその見解には賛成である。
しかし、子どもの成長に対して親がどれほどの影響力があるかは一概には言えないと感じている。
結局のところ、子どもの成長は学校での学びとその周囲の教員による思想への影響が大きいと感じるし、私生活でもアルバイト環境や友人の影響が大きい。
では親は子どもにどのような影響をもたらしているのか。
正直なところ答えはないと思う。(なんだよ!みたいな感じですが・・・w)
私は親は幼少期の基礎的な思想の確立や
子どもに寄り添うメンター的な存在が大きいと感じている。
環境要因によって子どもの人生に影響があることは間違いないと思うし、
一定の生活レベルでは環境要因による後押しがあると考える。
最終的な人生レベルでの成長では子どもがどのように考え、子ども自身がどのような選択をしていくのかによって変わると思うし、選択をするための思考ができるマインドセットを確立していけるかによると感じている。
親は子どもにどれだけの選択肢を与えれるかが求められるし、選択に悩んだ時にどれだけ寄り添えるかが重要だと感じている。
2人の子どもがいる私としては、子どもとともに親としての成長をし、
トライ&エラーの繰り返しだなとしみじみ感じた今日この頃でした。