文句は非力、行動は力。
こんばんはー
めずらしく今日は最高気温も30℃を越えることなく、過ごしやすかったなと感じる1日でした。
連日、異常な高温と湿度が続いているので体調管理には気をつけたいですね。
先日、東洋経済オンラインを読んでいて非常に深いと感じた記事がありました。それは立川談志の弟子に対する諭しの言葉の記事でした。
私は特に最後の一文が胸に刺さりました。今日の題名にもしていますが、「文句は非力、行動は力。」です。
まさにその通り!と共感するのと同時に自分への問いかけとして跳ね返ってきました。
果たして私は日々、どれくらい行動できているのだろうか?文句を言ってそれを言い訳にしていないのだろうか?と。
立川談志の経歴として不遇な弟子の期間があり、その経歴も彼のこの言葉に強みを与えていると感じます。
<一部抜粋>
「よく覚えとけ。現実は正解なんだ。時代が悪いの、世の中がおかしいといったところで仕方ない。現実は事実だ。そして現状を理解、分析してみろ。そこにはきっと、何故そうなったかという原因があるんだ。現状を認識して把握したら処理すりゃいいんだ。その行動を起こせない奴を俺の基準で馬鹿という」
弟子に語った言葉どおり、談志は理不尽な真打ち昇進試験と考査基準に立ち向かっている。1983年、落語協会から脱退して、立川流を創設。家元制度を確立して自ら初代家元となり、自力で落語界を変革した。文句は非力、行動は力。
内容としては、かなりの現実主義だなと感じる一方、現実主義でないと根本的な問題は解決できないし、分析もできないという事実を提示しているなと思います。
特に、どんなに理不尽なことでも「現実は正解。事実なんだ。」と言い切ってしまうところは残酷だけれどもそれを克服するためには現実を直視し分析して、それを行動という力に変えていかなければ何も変わらないということを示しています。
理想と現実。
理想が無いと人生がつまらなくなってしまいますが、理想を現実化するためには理想からバックキャストして現在に対してどのようなアプローチをしなければならないのかをしっかり考えなければいけないことを厳しくも説いている記事でした。
私は彼の基準では「馬鹿なんだな」と感じたと同時に、少しでも・・・1ミリでも前に進める行動をとっていきたいと戒められた内容でした。