hamaunagiのブログ

日々の出来事やニュースの中で、気になったことを気軽に書いていきますー

リスキリングは是か非か?

リスキリングも含めた再教育は是か非か?

 

最近はリスキリングやリカレント教育が話題になることが多いですね。

私もリスキリングをしたので、その重要性やアカデミックな思考が実際の業務に新たな視点を多くもたらしてくれることを実感しています。

結論としては「大いに再教育したほうがいい!」ってことなんですが。

問題は世代によってその捉え方を変えないとせっかくの知識が活用できなくなってしまうという恐れを感じているからです。

 

20後半~30代前半のビジネスパーソンにとっては知識をつけ直す絶好の機会であり、キャリアアップのステップになり得ます。そして、そのような謳い文句が多くネット上でも出回っていますよね。

30代前半くらいまでの方々にとってはその通りだと思います。

 

しかし、アラフォー世代やアラフィフ世代などにとっては違う位置づけをしなければならないと感じているのです。

リスキリングをしたとしてもこの世代ではキャリアアップの要素とはなりにくいです。

年齢的なことや会社内での立場などを考えると自然とそのような帰結になってしまいますよね。

人生100年時代と言われるご時世なので、本音は今後の労働人口世代の推移を考えるとアラフォー世代は次のステップを踏む世代になるとも感じてはいるのですが・・・。

コロナ禍によって疲弊した企業にとっては、今はそこまで手を回す余裕がないというのが現状のようです。

 

45歳定年制導入を コロナ後の変革で―サントリー新浪氏:時事ドットコム

少し前に有名になった45歳定年変革の記事ですが、私がこの記事から感じたことは、顕著に日本の少子高齢化による労働年齢が上昇したことによる労働意識の変化と、イノベーションを起こせなくなている日本の企業風土へ一石を投じる発言であったと思います。

 

少し話題がそれたので元に戻すと、

年齢が高い世代のリスキリングは目標設定を明確にしておかないと、学びを活かせずに迷子になってしまいかねないという恐れがあることです。

(私は迷子になっていました・・・苦笑)

 

今後もリスキリング、リカレント教育といった再教育は盛んになっていくと思いますし、それが日本社会にもたらす恩恵は大きいです。

その中で、「何のために再教育をしたいのか?」や「私は何をしたいのか?」などの目的を熟考したうえでステップを踏み出すことが、個々人にとってより良い人生を歩んでいくための意義ある再教育になると感じていますし、今後、再教育に踏み出そうとする方々の参考にしてほしいです。